2009年10月10日土曜日

伊吹山

台風が去った昨日 冷たい風が吹き 
肌寒さを感じながら小さな旅に・・・・・
小さな旅と言っても 
サラリーマンであれば日帰りの距離
知人の洋画展を観るため 一年ぶりにお会いする
楽しみ と来月に予定している作品展に
ジョイントする友人との打ち合わせを兼ねての一泊の旅
台風一過とは よく言うけれど
澄み切った美しい青空に くっきりと姿を現した伊吹山
空気が澄んでいるのでしょう 新幹線の中からにかかわらず 
山の中腹にある(多分三合目あたり)山小屋まで はっきり目に鮮やかに映し出され 
こんなにくっきりした伊吹山を見るのは 
数え切れないほど新幹線に乗っているが 珍しいと思った
しかも かなりの距離があるはずなのに 随分と近くに感じられた
夏の暑い盛り 若き日に汗をふき吹き登った山の雰囲気とは
まるで違い 美しさすら感じた
ああ〜 矢張り秋なんだ〜と 痛感する
ひたすら走りゆく平野の中 
ふと この初夏 稲苗を植えたばかりの 青々とした田んぼを目に焼き付け 
高校のクラス会に出席したのを思い出し 幾十年ぶりかで出会った友を懐かしく思う
しかし 時は過ぎゆき ついこの間のことだったのに 
今は 黄金色に染まり また すでに刈り取られ 株だけが 
寂しそうに残っているなど 様々な様子を見せていた
日々 あっという間に過ぎ 一体なにしていたのだろうと思う中
自然は 確実に巡り 苗は成長し 黄金の稲穂をつけ 刈りとられてゆく
人間も こうして老いてゆく 気がつかないうちに 老いが忍び寄っている
ハッと気がついた時には 取り返しがつかないほど 日が過ぎゆきている
与えられた命 人間すべてに平等に与えられた時 
もっと有効に大切に 噛みしめねばと・・・・・
初夏の緑一色の平野と異なり まだらな色をを見せている風景を目にしながら痛感した
家に帰ったら しっかりと考えて生活しようと〜・・・・・
だが 出来るでしょうか
惰性に流されて あれよあれよという間に時をやり過ごすのではないでしょうか 

最後に一言 新幹線の窓が非常に汚れていたことは残念
多分 台風のため 雨風で汚れ 掃除するいとまもなかったのでしょう
せっかくの風景が 半減しました

0 件のコメント:

コメントを投稿