2009年11月2日月曜日

木枯らし

朝から 陽が射しているかと思えば 急に黒雲がわき
雨が落ちてくる変な天候
宝塚方面に用事があって出掛ける
武庫川沿いの道で 車の中から眺める六甲に連なる山々は
美しい稜線を見せていた
濃い緑の樹々の中に彩りを見せ始めた樹が見て取れ 
ああ紅葉が始まっていると感じた
遙か彼方の山々 
はっきりは解りかねるが 
そばへ行けば きっと美しいのだろうと思った
帰り道 山手幹線道路を走れば 
道路沿いの並木も わずかながら 赤や黄色に染まり始めていた
いよいよ秋も終わりに近づいてきて これで 冷たい風でも吹き 
冷え込みが厳しくなれば 一気に紅葉して そして風に舞い 踊り 冬へと・・・・
そんな思いで車窓を眺めていたが・・・・・
なんと今日 近畿地方は 木枯らし1号が吹いたとのこと
木枯らしがその年に始めて吹くと 木枯らし1号と言うが 2号 3号は?
名付けられるのでしょうか
天気予報やニュースで 今日は木枯らし2号が吹きましたとは 聞いたことがない
木枯らしというと なんだか急に寒さを感じます
いよいよ冬へ まっしぐらなのでしょうか
平年より16日も早く吹いたそうですが
でもこの冷え込み 寒さは 2〜3日とか また暖かくなるのでしょうか
昨日は 暑いぐらいの気温でしたのに
この調子ですと体調管理が 大変ですが・・・・・・
木枯らし また 明朝 冷え込むと聞くと ふと子ども時代を思い出しました
中学生の時 11月1日が遠足でした
その朝 初霜がおり すごい冷え込みで 寒くてたまらなかったのを覚えています
母が編んでくれたセーターを着て出掛けました 
何処へ行ったのか行く先は 覚えてはいませんが 
山に近いところで 紅葉がすごく美しかったことは覚えています 
それと同時に寒くてたまらなかったことも・・・・・
当時 今のようにしゃれた魔法瓶なんて 保温の効いた水筒なんてありませんでしたから
冷たいお茶 冷えたおにぎりを食べ 温かいものが欲しかった
そんな記憶が残っています
けれど 母が 編んでくれたセーターの暖かさは 心にしみました
あれから何年経ったというのでしょう
数え切れないほどの年数が流れていき 時代もすっかり変わりました
今の豊かさを 感謝して過ごさなければ・・・・・と
心に強く思いました
今の子ども達には 思いもしない時代なのでしょう
昔に戻れとは言いません 戻る必要もないけれど 
現在の甘えた生活
これでいいのでしょうか 

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