2009年12月5日土曜日

幼稚園の同窓会

昨日 とても穏やかな日 ふるさとへ
今日 ふるさとの遙か彼方の昔
毎日 通った幼稚園
その幼稚園の同窓会に行ってきました
三年ほど前に 自分の幼い時は 
いかに過ごしたか
母の手に引っ張られて泣く泣く通った
幼稚園の名前は  
はっきりと記憶にあったが なにひとつ
想い出らしいものがない
近所には 同じ年頃の子どもが
沢山いたのに 遊び友達が
いっぱいいたのに
一緒に お手々つないで 通ったという思いがなく
本当に幼稚園行ってたのか
ふと疑問に感じもし 自分のルーツも知りたいと思った
確かに この名前の幼稚園だったと ネットで調べ 
おそるおそる電話を入れ 本当に通ったのか 卒園したのかと問い合わせた
なんと なんと ちゃんと資料が残っているではないか 
戦争前のこと ひどい空襲に遭っているから焼けて無いのかもと思いつつ・・・・・
調べて下さった結果 
「卒園されていますよ」

そのことから 今日の同窓会の案内が届いた
卒園したのは一昔も前のこと 
園庭に楠があった 教会の中の細い道を通った
いろんな思いが 一度に甦って懐かしく
その当時の情景が彷彿となって・・・・・・
楠もありました 
幹も太くなり立派に育ち


園舎こそ 木造建てでしたが 一部は鉄筋に
道も広くなり 教会も立派になってました
幼稚園の同窓会なんて あまり聞いたことがない 珍しい
同窓会を正式に結成して 三回目 あと4年 2013年の12月には
幼稚園創立100周年を迎える
そんな由緒ある幼稚園に通っていたのかとまさに驚きでした
当時の直接の先生は いらっしゃいませんでしたが 教職の方も出席
同じ年の卒園生も来てらして 懐かしくお話ししました
中学 高校の同窓会も楽しいでしょうが 幼稚園の同窓会というのも
いいものですね
三年ごとに開くとか 今度まで元気でいたいと・・・・・
雨がしとしと降り出した中 想い出の道を噛みしめていきました
でも 道路は広くなり 大通りを横断する時 銀杏並木が色づき とても美しく
この道路は この並木の下は今でもよく通のに こんなに美しいとは・・・・・
気がつきもせず歩いていたとは・・・・・
けれども 私の幼稚園時代は こんな広い100メートル道路もなかったし
勿論 銀杏並木もなかったはです
この広い道路は 戦後の焼け野原からの復興で出来たもの
ああ なんと懐かしい 涙がこぼれるほど
幸せな幼稚園時代 戦争 親子離れて疎開した時の寂しさ
焼け野原で揺らめいていたコスモス 何もかもが 思い出されて 
いま この大通りを闊歩して 懐かしの幼稚園へ 
この銀杏並木の道から その角を曲がってすぐそこ・・・・・・
改めて 幸せなんだ 幸せを思い知りました
大事にしないと この幸せ 平和を・・・・・・
同窓会の中で 礼拝もありましたが 唯 ただ 神に感謝
祈りました 素直に 心安らかに 祈りました
ありがとう! 感謝を! 
             

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