2010年1月22日金曜日

クリスマスローズ〜続き〜

暖かい日から一転して
寒い日だという予報
しかも 気温は平年並み
けれど 思ったよりは寒くなく
そもそも平年が暖かいのか
そのせいなのかどうか解りませんが
クリスマスローズが 庭の至る所で
咲き始めました
いつもの年より早いように感じます
咲き始めたものの 不思議と白い花ばかりです
ピンクというか紫がかったピンクの花は 蕾はしっかりと見えますが
なかなか開いてくれません
今年始めて一番乗りと報告したのは ピンク系でした
白は まだまだでしたのに 開いているのは 白ばかり
花の色によるのでしょうか 同じ場所 隣同士ですから条件的には同じだと思いますが
花の性質なのでしょうか
純白の花 ニゲル
クリスマスローズという名にふさわしい清純な花
真っ白 まさに純白 透き通るような白さ でもニゲルは「黒」という意味だそうです
ニゲルを掘り下げると根は黒い色をしているので
そこからniger(ニガー 黒)という学名が付けられた
ニゲルには様々な伝説があり 少女がイエス・キリストに
捧げたクリスマスローズ(ニゲル)の話しは有名です
また哀しい現実と向き合ったスロベニア民族の哀しい物語もあります
スロベニアは キリスト教の信仰を否定されるなど色々あり ミサが禁止されても
信仰の証としてニゲルを献花し続けたそうです
ニゲルは 現地では「テロ」と呼ばれ キリストの分身として崇拝されている
まだまだお話しはあるようです 文献を読むといろいろ書いてありますが
ここには書ききれません また 私はこれぐらいしか記憶がありません
紀元前は 薬として使われていたそうです
うつむき加減に咲いているローズもいいものですが 
このように凛として咲く姿は 美しく その前に座り込んでしばし眺め入るほど
心惹かれます
以前 報告しましたが 初夏の頃 遅れて咲いたクリスマスローズも ニゲル
あの時も 心惹かれましたが 寒さのためか 空気が透明だからか
とても力強く きりっとした姿に惹きつけられます
ニゲルを沢山植えた覚えはないのに 株がいつのまにか増え
数多く咲き始める様子です
雪のように純白 気高く 気品があって美しい
これから 寒くても 冷たくても 庭に降り立つ楽しみが増えました
嬉しいこと!
明日は 次の花がまた開いていることでしょう 次から次へと咲くことでしょう
そのすぐ近くで 白いバラ「新雪」が咲いています
こぼれるように かなりの大輪が・・・・・・白い花の競演???

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