2010年1月30日土曜日

ふたたびアネモネ

暖かいとても穏やかな日
柔らかい陽射しが 
キルトで疲れた体を
ほぐしてくれるようでした
先日 アネモネのことを
書いたばかりなのに・・・・
その時は まだ完全に
花は開いてはいませんでした
けれど 春のような陽の光に
誘われて庭に降り立つと
花も 陽に誘惑されて見事に
ほころびていました
ちょっと首をかしげ
恥ずかしげに 微笑んでいました
アネモネは美少年アドニスの血から
吹き出た花だそうです
愛と美の女神アフロディテの恋人で
狩猟が大好き ある日 森の奥で
一頭の見事な野猪に出会い
手槍をふるって獲物に立ち向かうものの猪の牙に貫かれて
若くして命が絶たれてしまいます 女神は天上で少年の悲鳴を聞きつけ
森に飛び降りたがむなしかった
女神はアドニスの血に神酒を注いで嘆いた
やがてその場に花が咲き出た 血と同じ色の花びらは 風が吹くと
たちまち崩れ散った 
アネモネとは 風のことである
アネモネのことを調べましたら 上記のようなことが書かれていました
もっと詳しく恋物語が書かれていましたが とてもここでは書ききれません
花言葉は 儚い恋 恋の苦しみ 真実 見放される 薄れゆく希望 清純 無垢
     無邪気 辛抱 可能性 いっぱいあります
なるほど 女神の恋は 儚い恋ですものね
花は面白いですね 必ずと言っていいほど 伝説 伝承 など物語がありますね
花物語が生まれるはずです 花言葉も同様ですね
赤い花が 最初はメインだったのではと思われますが 
いろいろな色が生まれていったのでしょう
花の色によっても 花言葉が少し違うようです
真っ白な花は 真実 真心 だそうです
何はともあれ 我が家の白のアネモネの美しいこと
まさに清純 清廉潔白と言う感じがします
でも アネモネが 風のことだとは知りませんでした
強い風が吹き巡れば この白い花びらが 
ひとひら ひとひらと風に舞ってゆくのでしょう
なんだか 儚い感じがします 儚い命なのでしょう
風に舞う花びら ロマンを感じます 儚い恋も載せているのでしょう
若き日に 抱いた恋心 儚い恋でした
遠い昔のことですが 
あの時の恋は 心がたぎっていましたのに 風に舞って散りゆきたのでしょうか
風の悪戯だったのでしょうか
まさに儚い恋でした

0 件のコメント:

コメントを投稿