2010年3月17日水曜日

懐かしいヒース〜エリカ〜

今日も快晴 しかし 寒いこと
風が冷たすぎます
春独特の冷たさ以上の冷たさ
表通りの面した家の塀際に
赤のゼラニュームを
その手前に季節の花を
(現在は白のビオラ)植え込んだ
テラコッタの鉢を 門を挟んで
3鉢ずつ置いています
その両端に 矢張りテラコッタの鉢の
蛇の目エリカを並べています
同じ大きさの樹を求めて植えてました
そのエリカ 昨年は 美しく咲いていましたのに
どういうわけかよく解りませんが 
一鉢 この冬の間に枯れてしまいました
春が来たら 暖かくなってきたら 咲いてくれると楽しみにしていましたのに
全く条件は一緒にかかわらず 片方だけ枯れてしまい 淋しい思いをしていました
偶然 ちょっと前ですが 花屋さんで 
殆ど同じ姿形のエリカを見つけ 植え替えようと 一鉢だけ求めてきました
すぐに植え替えるつもりでしたが 寒いこともあって 
陽の当たるところにしばらく置いてからに と思い まだそのままです
枯れずに残っていますエリカは 花開き始め 美しいピンク色を展開させています
今は ローズマリーの紫の花が 替わりを補っています
いつ植え替えていいのか 思案中です きっと よいという時期があることでしょう
エリカは すごく沢山の種類があるそうですね
800近い種類があり 南アフリカ・ケープ地方が原産
ヨーロッパを中心とする地域にも20種類ぐらい自生しているそうです
鉢花として生産されているものは 殆どが南アフリカ産
晩秋から春 と 夏咲きとの種類があるが
主に 冬咲きの種類が多いとか
エリカは ツツジ科で 花色は 赤 桃 白など
花形も鐘状 盃状 筒状など多彩
ジャノメエリカ    淡桃色
クリスマスパレード  桃赤色 長い筒状
アワユキエリカ    紫桃色
スズランエリカ    白色
カナリーヒース    黄色 鐘状花
グラキリス      夏咲き 紅 桃 白花
現在 日本で販売されているエリカは 32種類程あるそうです
驚きました このように多様にあるとは 
私たちが 園芸店で見かけるのは ごくありふれたものなのでしょうね
以前 スズランエリカを求めたことがありますが 思ったより綺麗でなく
白色があまり目立ちませんでした
葉の緑とのコントラストは綺麗だったように覚えていますが・・・・・ 
また現在 クリスマスパレードの鉢を 庭に置いていますが
花は 終わりを迎えているらしく 少し哀れです
そのかわり 緑の新芽が伸びてきて 生き生きしています
エリカといえば ヒース 
ヒースといえば 昔 むかし観た映画を思い出します
「嵐が丘」(エミリ・ブロンテ原作)の映画です
ヒースの丘で 風に揺れるヒースの中で 若い二人が
話し合うシーンが 甦ってきます
この時の女性を演じた役者さんは誰だったのか 忘れてしまいました
男性は ローレンス・オリビエだったと思いますが
いい映画だったと思いますが・・・・・風に揺れていたヒース
すごい印象的です
この頃 ブロンテ姉妹に憧れ この姉妹の本をむさぼり読みました
懐かしいですね 19世紀前半のイギリス社会で女性が考え 
書くことが危険だった時代 抑圧された情熱を 男のペンネームで書いた
「ジェーン・エア」(シャーロット・ブロンテ)
この姉妹の人生がなかなか興味があり 大変な時代に優れた作品を書いた
その力 すごいですね
どちらも映画化されていますが エリカで ふと遙か昔を思い出し
ブロンテ姉妹に 思いを馳せました 作品も素晴らしい
持って生まれたであろう幻想的な感性も素晴らしいと感じていたが
詳しく勉強したわけではないので よくは解りませんが・・・・・
今頃 嵐が丘のような映画がありませんね
ドンパチか 宇宙 サイバーものが多くて しっとりしたものが少ないですね
エリカの花言葉は 幸運 博愛 孤独 裏切り 
この花言葉 すごい対照的な言葉に戸惑います 
博愛と裏切り なにか変な感じがします
何か 言い伝えがあるのでしょうか
玄関脇の塀の両端に並んだエリカは 素敵だと自画自賛しています
塀と言ってもフェンスですが その中にある緑の木々とマッチしていて・・・・・
もうすぐ 玄関のアーチのバラが咲くでしょう
いい対比になれば嬉しいのですが・・・・・・
日々 楽しみが増えてゆく感じ・・・・・ いいものを神様は与えてくださっている
心 和むものを 人の心を癒すものを 神は 忘れずに・・・・・
ただ 感謝!! 
ブロンテ姉妹の本を再びひもといてみましょうか
青山誠子著「ブロンテ姉妹〜女性作家の19世紀〜」でも読んでみようかな〜
姉妹の生き方が詳しく解るかも・・・・・・
再び その様な思いに浸ることができたことに感謝

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