2010年5月20日木曜日

赤ちゃんはどこに〜コウノトリ〜


昨日からの雨は お昼頃に消えて・・・
けれど むしむしして 
不快指数は高かったのでは・・・・・
これからは このような天候の日が多く
なるのでしょう
昨日の夕方 NHKのニュースで
兵庫県豊岡市のコウノトリのニュースが
流れていました
なんでも 最初から見ていなかったので
よく解りませんでしたが 4羽ほどの雛が育っていると 
巣の中で 親鳥と一緒に戯れているのが 映し出されていました
ふと 巡礼路(カミーノ・フランセ)を
巡っている時 あちらこちらで 
コウノトリを見かけましたことを
思い出しました
思うように写真は撮れませんでしたが
いずれも 子育て真っ最中の様子
2羽が交互に飛び交い なにか口にくわえてきて
巣の中に首を突っ込んでいましたから・・・・・ 子育て中だと思いました
一昨年 デンマークを旅した時にも 
コウノトリは見かけましたが
屋根の上に巣があるのみで こうのとり姿を
そこでは 殆ど見ませんでした
しかし スペインでは 沢山見ました
カタカタという音がする方を見ると
高い高い塔の上に巣があり
必ずといっていいほど2羽が寄り添っていました 
街の中に共存いています 聖堂の塔の上などに
巣作りしていますが 2羽が交互に飛び交い 
なにか口にくわえてきて 巣の中に
首を突っ込んでいましたから・・・・・
子育て中だと思いました
デンマークのコウノトリの巣は 
屋根の上に 

















しかも 高い塔の上ではなく
普通の住宅の2階屋根に造られていました
そして 人間の手で手助けするためでしょう
屋根から滑り落ちないように
支えが造られていました
しかし スペインの巣は 
眺めるのに首が痛くなるほど
高い塔の上でした
その巣も 毎年毎年
前年のに積み重ねていくのでしょうか
驚くほど高いというか深いというか
そんな長い巣が出来ています
中を覗くことが出来ませんから 
どうなっているのか皆目 見当がつきませんが
人間のすぐそばで 一緒に暮らしている いいですね!     
日本では 大変 豊岡市では 皆さんが協力して
観察も続け 静かに見守って 増えることを願って・・・・
コウノトリが 舞い上がり 空を飛ぶ姿を見ましたが
鶴に似た大形の鳥で 
全長は1mほど 大きいと2m近くあるとか
全体に真っ白で 風切り羽は黒色
くちばしは長くて太く 足は赤っぽい色をしています
ヨーロッパからアメリカ北部 アジアに分布して 特別天然記念物
日本では 残念ながら繁殖する個体群は
1971年(昭和46)消滅
今日本では 豊岡市で 人工的に増やし 自然に帰す
コウノトリの郷公園まで出来て その土地の方達の
強力もあって・・・・・・努力されています
空を飛ぶ姿は素晴らしい 雄大で 美しい
赤ちゃん運んでくる鳥という 伝説にまさにふさわしい貫禄がある
子どもの頃から お話しで 赤ちゃんはコウノトリが運んでくる
赤ん坊をくるんだ風呂敷包みを 口にくわえて・・・・
頭の中で絵になっています 想像も出来ます
赤ちゃんは どうして生まれるの?
コウノトリが そ〜っと運んでくるのよ!
子どもの頃 私も 妹か弟が 欲しいなあ〜 コウノトリにお願いしようかなあ〜
そう願った人もいるのでは・・・・・・
格好いいだろうなあ〜と 思っていました
けれど 実物を見るのは初めて
おとぎの国の鳥でした 現実に 何羽も見 くちばしを打ち鳴らす音を聞き
想像の世界を越えていました
けれど なんだか懐かしいものを見る思いで 子どもの頃に
還りゆく気分でした
それにしても デンマークとこちらとでは 随分と巣の作りが異なり
高低差もかなりありました
デンマークで 手の届きそうな普通の民家の屋根の上でした
高い塔もありますのに・・・・ちなみにこの屋根の上の巣は 
デンマークのリーベという 中世の街がそのまま残り 
デンマークで一番高い聖堂の塔の上から眺める街並みは
中世の街 そのまま まさに安野光雅の世界でした
今日の写真は どれも暗くて・・・・
何しろ高いところですから 精一杯の望遠を使っても 届かないほど
やっとこれだけ撮れましたのは まだいい方と自負してます
夢のある鳥 日本でも 上手く育ってくれるといいですね
高い棒のような樹の上にいる子どものコウノトリ
可愛くて 愛らしく 映し出されていました
赤ちゃんを 幸せを運んでくる鳥 大切したいですね
自然を壊さないで 残していかねば コウノトリは生きてはいけないのだから
なんとかしなくては・・・・・・自然が どんなに大切か 思い知らされますね

0 件のコメント:

コメントを投稿