2010年10月24日日曜日

紀伊半島の自生の花

午後からは雨との予報通り
お昼過ぎには雨 降り出した時は
音を立て大きめの粒でしたが
次第に優しい雨になり 気温も
下がって・・・・・
午前の蒸し暑さは いずこにか
消えてゆきました
昨年 珍しいホトトギスが 物陰で
けなげに咲いていると報告しました
放置していたにもかかわらず
咲いている姿に感激して 今年は
大切にいつも目の届くところに置き
眺めていました
花の命が終えた時に庭に植え込む予定が
適わず 小さな鉢のまま
それでも今年 気になって側まで行って
確かめると 蕾が 膨らんでいました
花が咲かないと放置 それが昨年咲き
喜びましたものの 気に掛かりながらも
かまってあげられず 
それでもめげずに 蕾をつけやがて咲かせよう
と頑張っています 
今年こそは どこか広い場所にと・・・・
普通のホトトギスとは全然違う咲き方です
葉は全く同じですが 花の形だけで見ると ホタルブクロのようです
キイジョウロウホトトギスという立派な名前がありますが 咲いている姿を眺めると
あまり秋らしい感じはしません
従来のホトトギスは 色合いからしても また風になびきたおやかで
まさに秋が来た 秋らしい風情です
しかしこの黄色いホトトギスは そんな感じはしません
花の咲き方も全然違います また下重して咲きます
でもすごく気品があります
例のごとく調べてみましたら 大変なことが解りました
ユリ科 ホトトギス属の多年草
紀伊半島にのみ咲く固有種 環境省の絶滅危惧種に指定されている
希少な植物
和歌山県の十津川村にわずかに自生
最近 一般から花言葉を募集して 〜あなたの声が聞きたくて〜と決まった
すごい花でしょう
そんなことも知らずに 珍しいと勧められて 求め 花が咲かないからと言って放置
可哀相なことをしました もっともっと大事に取り扱わなくては・・・・・
「紀伊上臈杜鵑」と書くのが本当で 上品な花 上臈 貴婦人 高僧の感じから
つけられた キイは黄色かと思っていましたが 紀伊半島の紀伊です
紀伊半島にはかなり自生していたようですが 乱獲されて 今はわずか
また当地では いろんな処で キャンペーンがあるようです
花の咲く時期に 自治団体がしていると新聞記事などにありました
そんな花が 我が家に来たというのは 巡り合わせだと思いますが
とにかく枯らさないようにしないと 申し訳ないような気がします
反省をしきりにしています
もっと背丈も大きくなるようですから そして花が 葉と葉の間に 連なって
枝の長さだけに咲きます 群生してるところは綺麗なことでしょう
写真を見ると 枝もたわわに垂れ下がって 花が連弾で咲いてるのは見事でした
心 戒めて 大切に育てます そして増やさなければ・・・・・・
珍しい花に巡り会ったことに感謝して

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