2010年11月10日水曜日

赤と黄色の葉と戯れて

肌寒く 日向が恋しい一日
朝 早くから植木屋さんが
植木の剪定に・・・・・
乱れに乱れていた樹々も
二人の庭師によって 綺麗に
刈りとられ すっきりしました
黄木蓮は 沢山の蕾がつき
来春が 楽しみでしたが
蕾が多いだけ 樹も育ちすぎ 
葉が密集していたこともあって かなり切り落とされ
なんだか可哀相でした
同様にクリスマスホーリーも同じ事が・・・・・
でも いたしがたいことなのでしょう
広い広い庭ならともかく 狭い狭い庭のこと大きくなり過ぎては・・・・・・
いつもの年なら 花水木の葉は 日に煌めいて リビングの床が 茜色に染まり
なんとも言えない心根になりますのに 今年はかなり傷み 
あまり美しい紅葉とは言えません とても残念です
庭師も 各家で このような状況が見られると 話されていました
これも 今夏の異常な暑さのためでしょうと・・・・・・
すっきりした樹木を見渡して つい先日 旅してきたスペインの木々の彩りが
甦って懐かしく感じられました
この落ち葉 綺麗でしょう
ヴィックにある司教座美術館へ ロマネスクの素晴らしい板絵を観に行くため
歩いていた道で見つけたものです
寒いと言うほどの気候ではなく 陽も燦々とさし 歩いていて気持ちがよく
道ばたの落ち葉が 時折 吹く風に舞い踊っていました
なんの樹の葉なのでしょう 名前は解りません
少しだけ拾い集めました しおりにはさんで持って帰りましたが
この写真のような美しさは 消えていて残念でした
もっと 沢山拾いたく また 子どものように遊んでいたい思いでした
けれど 木の葉と戯れていては 皆さんから 遅れてゆくばかり
ほどほどにして 遅れまいと 仲間の後を 急いで追いかけ
ロマネスクの板絵を 堪能する程 見詰めてきました
カタルーニャの三大美術館の一つだけあり 感激 心豊かに
いつの時代でもそうでしょうけれど 遙か昔にこれだけのものをと・・・・・・
そして 残っていることに驚きと称賛 
いいものを観た 観られた なんという幸せでしょう
遙か彼方の土地で 今 思うと不思議なほど
一週間ほど前に 彼の地にいたことすら不思議さを感じています
今年の紅葉は いかがなものなのでしょう
ここにきて 朝夕 かなり冷えているようですから 
きっと美しく晴れやかなことでしょうね

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