2011年4月17日日曜日

夏は来ぬ

もう4月も半ば過ぎ 未だに
コートが手放せない春
春も終わりに近づきつつあるのに
朝夕 ひんやりとします
日曜日 いつものように教会へ
早く行かねばと思いつつも
風邪が後を引いていて なかなか
足が前に進みません
年寄りくさいなあ〜と思いつつ
最も年寄りですが・・・・・
駅に向かういつもの道
ある家の塀から舗道の並木に紐が
張られているのですが そこに
藤のつるが伸び 小さな藤の房が
垂れ下がっていました
そして 嬉しいことに紫色の色を
少しだけ見せて ほころびかけて
いました
カメラにと思いましたが かなりの高さ それに本当に小さな
房で まるで生まれたてのように可愛く 下から写すのには無理と諦め 足を進めますと
今度は この白い花に 行き当たりました マンション内の一階にある小料理屋さんの前で発見 お店は 当然まだ開店はしていませんから シャッターが下りていましたが 年中 店先に植木が置かれ その植木の一つに花が・・・・・・
なんの花?と近づきました 朝の光を受けてとても爽やかです
多分 梅花うつぎと思います 梅花うつぎと 勝手に決めています
もし間違っていましたらお知らせ下さい
それにしても早いですね いつから咲いていたのでしょう この二日間は 風邪のため外出せず 木曜日の時は まだ開いていませんでした
あっという間に咲くのですね 
植木鉢も あり合わせの樽のようなもに放り込んだという感じです おしゃれに行くのなら
もう少しと思いますが そんなことより それでも格好や着る物に捕らわれずに 見事に咲いています 立派! その心意気がいいですね
うつぎが咲くのは 5月に入ってから 雨がしとしと降り始めた頃に似合う花のような気がしていましたが 残春の光を浴びて咲くのもいいですね
教会へ急がねばとはやる心を 置き忘れ しばし眺め入り楽しませてもらいました
なんでも梅花うつぎは 匂いがするそうですが ここの花には 匂いを感じませんでした
匂いを感じ取る 感性が欠落していたのかも 何処かへ置き忘れてきたのかも もともと匂わない木なのかも・・・・・・
でも 歌にありましたね 小学唱歌に 「卯の花の匂う垣根に・・・・」(夏は来ぬ)と
うつぎの花は 卯の花ともいい 卯月に咲くからだそうです
うつぎは漢字で書くと「空木」茎の中心が 空洞になっていて 昔は 灯心に使っていたそうです
うつぎに心を空っぽにされて 教会へは少し遅れてたどり着きました
神様はすべてお見通しでしょう 許してくださるでしょうか 
許してくださいね

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