2011年8月6日土曜日

小さな命

広島に原爆が投下された日
二度と再び植物は生えないと
言われて66年の歳月が流れた
広島は見事に復興したものの
原爆の恐ろしさが人類滅亡へ
向かうという事が 広島へ
2回 訪れて痛感した
今 福島の原発事故で 再び
その恐怖が甦って来て それぞ
れに命の尊さを噛み締めている
のでは・・・今朝の天声人語に
書かれている言葉 また先日
児玉龍彦教授が国会で答弁され
た言葉を聞き 恐怖に戦きまし
た 福島から広島原爆20個分
(ウラン換算)の放射性物質が
飛散した 残存量も遥かに多く
影響の広さ 長さは はかり
知れないとも 原発は悪いもの
ではなく 怖いもの これから
人類は どのように進んで
いくべきなのでしょうか日本だ
けの問題ではないと思います 
世界至る所で起こりうる問題で
しょう もう20数年前に 
広瀬隆著「ジョン・ウエンは
なぜ死んだか」と言う本を読み その時から 
原発の恐ろしさが身に沁みました 
高校入学した最初の化学の時間に 担当の先生から聞いた話 広島の原爆が落ちた次の日に 広島市内をさまよい歩きその悲惨さを聞きました 自分の脚に巻かれたゲートルにしがみついて 水を下さいと叫ぶひと人 水を揚げたらすぐ死んでしまうとか そんな実際の体験談を聞き それも心に染み付いています 未だに忘れられません 実際の体験者ではありませんが・・・・・心の奥深くにとどまって どうする事も出来ないほど そこへこの原発問題 命の大切さ 尊さ 
どんなものにも命がある 先日 2日に蛾だか蝶だかの幼虫のことを書きました 暫く観察しようと ミスジスズメ蛾だそうです 毒はなく 羽化すると まるで戦闘機みたいな蛾ですって かっこいいそうです 鋭角な三角形の形をしていて・・・・・
その蛾に卵があり 小さな青虫もいました その綺麗だった蛾は次の日には 横縞が入り 日に日に大きくなっています その変身ぶり しかも小さな青虫 これも小さな小さな命です
蛾はいやです 友に話しをしたところ ええっ〜 飼っているのと騒がれましたが 観察するのが目的です でも小さな青虫まで見ると なんかいじらしいですね
この小さな命も 放射線にはやはり叶わないでしょう 嫌な虫というか蛾です
でも与えられた命を全うしようと 葉をむしゃむしゃ食べ 子孫を残して 彼らなりに懸命に生きているようです 神は決して無駄な命は与えていないと思います
いろいろ感じた一日です 高校の原爆の話をして下さった先生は いまから17年ほど前に広島を 教会の子どもたちと一緒に尋ねた時に 先生はどうしているのかと気にかかり 調べましたところ まだその時はご存命でした 被爆しておられると思いますが・・・・・・
脱原発の試みは科学の敗北というより 被爆国の理性と考えたい と天声人語は結んでありました 何処かで 児玉教授(東大教授)の答弁を読む機会があれば是非読んで下さい
ネット上で読めると思います 与えられた命 大切にしたいですね

0 件のコメント:

コメントを投稿