2012年1月30日月曜日

夕焼けが・・・・・

凛とした空気が漂う
けれど陽は燦燦とひかり
まるで冷たい水の中に
一筋の暖かい湯がそそぎ込まれ
るがごとく
それなのに 風花が舞う
風もないのにひらひらと舞う
光が恋しいかのように
狂ったように舞い踊る
ひとときの舞いが終わりを告げ
穏やかな青空に戻りゆく
凛とした冷たい空気だけを残し

外出の帰り道 夕方の空模様
電車の中から見た空は
やさしい色合いをみせ 
うすい紫にピンクの雲が棚引き まるで春のたなびきのように
冷たいけれど もう春のこえが・・・・・
電車を降り立ったホームで見た夕空は
なんと茜色に燃え立って 
まるで若草山の山焼きのように 炎がいきり立っている
燃え狂うが如くに 
ああ〜春の準備に追われて 焼き尽くす野焼きのように
後ろを振り向けば 電車の中で見た空が 薄いピンクのやさしい空が・・・・・
いつもの空なのに 刻々と変わり行く空模様
季節を映し出して 季節の到来を知らしめる空
昔の人は あの空の色 あの雲の形 それらを見て取って 農作業に励んだとか
種まきの 刈り入れの それらを 空の模様で 風の吹き方で 生き方をも学んでいったとか
あしたは草取り あしたは田植えを と
賢い人の営みが 生きる知恵が見てとれる
自然は 幾多の知恵をも もたらして 生き様を示してくれる

0 件のコメント:

コメントを投稿