2012年4月19日木曜日

展覧会の梯子〜続き

朝から目映い陽が燦燦と降り注ぐ
わあ〜驚く程の輝き 思いもかけない
強い陽に 花たちの驚きよう
困りますと言わんばかりに首を
傾げて・・・・・
これは これは と庭に降りて花たちに
声を掛けながら花殻摘みを・・・
暑い 陽ざしがきつい
もう 初夏の陽ではないか
暑いよ〜 とあえいでいる花に 水を 
そして我が身にも忘れずに

喉を潤す
美術館の梯子 その続きです 住吉で下車 そこから緩やかな坂道を上がりながら次の目的地へ 
午後の陽をまともに 浴びながら歩く

汗がじっとりと滲んでくる
朝の空気があまりにも冷たかったので 一枚
余計に着込んだのが響いて ちょっと我慢と
思いつつ たどり着いたのは屋敷町
香雪美術館 立派なお屋敷 展示物を観るのが
目的でしたが もう一つ目的がありました
紅白の枝垂れ桃 白桃と紅い桃の
二本が並んで植えてあり見事だと
しかも今年は 今頃が見頃とか・・
絵を観る楽しみと余計な楽しみ
も含めて・・・・・
枝垂れ桃の白は 見事に咲き 
屋敷塀から外に乗り出して顔を
見せていました
しかし残念に 紅い桃は時期が
過ぎたのか  紅い色から白色に
変化していました
ついこの間は 紅かったのよ 
とても残念と案内してくれた友は悔しがりましたが こればかりは 仕方がなきこと それでも全部が 白くなったわけではなく まだわずかに紅い部分も残っていました
香雪美術館は1000坪からなる旧村山邸 国指定重要文化財になっています
その一部が展覧会会場に 片岡球子さんという 型破り的な日本画展 とても女性とは思えない迫力のある絵 100歳で最後の春の院展出品 103歳で亡くなられていますが 90歳を過ぎても尚かつ活躍され絵筆をとっておられたとは 驚きです
富士山の絵は 日本の象徴である山と一緒に花や樹木が描かれていて 独特の雰囲気がありました 富士山の山裾にひまわりが描かれていたりして 生命力がみなぎっていて ああ〜なんて逞しい 30点ほどの出展でしたが 刺激されました 心が燃え立つような うごめきを感じました
よいものを見せてもらったとよかったのですが この村山住宅の中を 全部 見たいと興味をそそられました
前庭に植えられている枝垂れ桜も 見頃で目を充分に楽しませてもらいました
帰り そのすぐ横にある弓弦羽神社の境内を通り抜け 阪急御影の駅前に・・・・・・
弓弦羽神社の境内で見かけたもの 桜の花咲く横に 願い事を書き記した絵馬が沢山かけられていました 神殿の前で お賽銭箱に 賽銭をチャリ〜んと入れて 熱心に祈りを捧げる女学生がいました
高校生だと思いますが 一人で かなり長い祈りでした なにを祈ったのでしょう
願い事はなんだったのでしょう ちょっと気に掛かりました
駅前で一休み アップルティーをいただき 心休め 帰途に・・・・
そうそう ティールームの隣の花屋さんで 珍しい常緑のクレマチスを求めました
小さなクリーム色の花が 可愛らしく・・・・帰りを急ぐ人たちで 電車は混み合っていました その中 花を傷めないように しっかりと抱えて・・・・・
家に辿り着けば とっぷりと日は暮れていました

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