2012年4月20日金曜日

しろい清楚な山吹が〜

 夕べからの雨が降り止まず
午後 遅くまで雨
冷たい雨 しっとり降りました
我が家の庭は 現在 満艦飾
住宅難に陥っています
何処かに空き家を作ってあげた
い けれども どの花たちも
愛おしく むげなことは出来ま
すまい
もう何年になるのでしょう
ゴールデンウイークの時に
ホームズに行った時 片隅に
苗木が1本だけ放り出されて
いました
植木屋さんが運ぶ時の状態で
根元が縄でからげて・・・・
ほんの50cm足らずの苗木で 白い花が点々と咲いていました
なんの樹なのだろうとよく見ると葉は 山吹と同じ「これなに?」と問い合わせると 「山吹だよ」と言葉が返ってきました
そう 白い山吹 珍しい 初めて見る そして 求めました
それから何年たつのでしょう あまり大きく広げたくないので 自ら枝を刈りとりながら育ててきました 我が家の花水木の根元に住み家を決めてから 忘れることなく桜が散る頃に咲き始めます
白の山吹よと 人にもそう話してきましたが 今日改めて 調べることによって 山吹とは違うことを知りました 昨年も同じようなことを書いています
山吹の白色版と思っていましたが 同科異属の花で 比較するとはっきり違いがわかります 
シロヤマブキ 4弁花 萼 4枚 葉 対生 シロヤマブキ属
山吹     5弁花 萼 5枚 葉 互生 山吹属
シロヤマブキは 茎は茶色 葉脈もはっきりしており 花後 葉裏に付く4個の実は赤から黒に変化する
と書かれていました 確かに 紅い実がなり 黒くなっています それが下へ落ち いつか芽が出ていました 少し大きくなった苗を人に差し上げたことがあります
幹と言うのか 枝というのか 茎は 茶色く 枝そのものという感じですが 確か山吹は緑色の茎だったような記憶があります
子どもの時 庭に山吹の木があり 毎年 黄色い花が華やかでした 今はありませんが ああ〜あそこにあった とその大きさすら思い浮かびますが その山吹の茎で 遊んだことを思い出しました
茎の中の髄はあんどんなどの灯心に使われたとか 子ども頃はその髄を抜いて 茎で笛を作ったり 風車にしたり 楽しんだものです
母が 教えてくれました 不器用で下手だったのでしょう 笛が上手く作れず 何度もおねだりして茎を切ってもらい 最後には 母に作ってもらって楽しんだのを懐かしく思い出します 遠い遠い昔の話 その時の情景が浮かんできますが もう母は遠くに旅立ちてねえ〜と思い出話も出来ません
母は 割烹着姿で上手に笛を鳴らしていました
黄色い 黄金色も春の希望でいい花でしょうが 白い花も清楚で いいものです
今年は もう少し大きくしようかなと思っています いつも思い切りがよすぎる程剪定していましたが 背を大きくしてみようかな と思ったりしています
昔は 何処の家もお庭のあるところなら 大抵 山吹があったような記憶があります
よその家に遊びに行き 庭で遊ぶと 黄色い花が目についたものです
懐かしい思いです ああ〜時には あの頃に戻ってみたいと思う時もあります

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