2012年4月21日土曜日

白い花は赤い実に・・・・

朝から雨なのかと思いきや
なんと爽やかに晴れ渡り目映い
明日から2〜3日雨との予報
庭仕事は今日に限ると庭に
何年か前に植えた匂いギボシが
大きな株に育ち 周りの花たち
をいじめんばかりの勢い では
株分けして 移動させようと
大仕事 スコップで掘り返し
汗を流し・・・でも株分けは
出来ず終い 大きすぎて私の手
には負えず 下手に分けるのも
とおもんばかり 隅に移動して
もらいました
陽ざしが強く 庭仕事がきつい
疲れます ああ〜歳かな?と変なところで体に気を遣いました
昨年の秋 姫林檎を求めました 紅い小さな林檎が鈴なりにぶら下がって 随分長い間
楽しみました 葉が落ちても 実はしっかりと枝にぶら下がっていました そして長い冬が終わり 新芽が顔を出しても まだ林檎は少しだけ歳をとったのか 皺を作りながらも枝にしがみついていました 
もう終わりにしましょうねと そ〜っともぎ取りました 
新芽が育ち 裸さんも身を 緑の葉をまといだすと みるみる内に 蕾が・・・・・そしてついに花咲きました まさに満開です
綺麗でしょう 樹が小さいので 花数は少ないのですが それでも嬉しいですね
去年 報告しましたが 駅から家までの道のお店屋さん前の林檎の木は もうすごいです花が咲き乱れてという程咲いて・・・・・最も大きな木 私の背丈より大きいですから
我が家はほんのちょっと でもうれしいこと
林檎の花を見ると 島崎藤村の詩を思い出します
「初恋」 まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
まだ続きます この歌を 林檎の花を見る度に思い浮かべます 
詩は多分後半を読めば林檎が実った秋の情景だと思います 
恋の歌 若き日に 恋はしました 泣き面の恋 喜びの恋 
わくわくした恋 涙した恋 いろいろありましたが この詩のような
恋は・・果たして・・・・???
さて我が家の林檎 果たして実になるのでしょうか 熟すでしょうか
花は咲けども 実らずと言うこともあるかも・・・・・
もう一本 林檎の木があります それはすっくっと伸びた木なのですが 今 芽吹いたばかり 裸木にちらちらと若緑が見え始めたところ 果たして花が咲くか どうかも定かではない状態 けれど楽しみ 毎日 何処まで 芽吹いたかと見つめています
藤村の詩を初めて知ったのは 中学生の時 13歳頃のはず 夢中で読みふけり 何度も何度も 声を出して読み 口にしたものです ああ〜こんな想い こんな恋 と憧れにも似た気持ちを抱いて この頃 林檎の花が どんな花なのか知るよしもなく 知る手立てもなく テレビもない時代でしたから・・・おやおや歳が解りますね
明日から ひどい雨 風も強いとか 傷んでしまうのでは 風雨に花は飛ばされて行くのではと 心配です でも 自然には勝てませんから成り行き次第ですね
明日も喜びの多い日でありますように 祈りを込めて

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