2012年9月6日木曜日

夕轟き

今日もまた空模様の話
いい加減にしなさいよと言われ
そう でも 心をわしづかみに
されては 黙っておれずに・・
暮れなずむ空に燃え立つ雲
沈もうとしている太陽
赤く染まったその太陽の光に
照しだされた雲 
恐ろしいほどに燃え立っている
もくもくと 数分で終わりを告げやがて闇夜になる
その僅かな時に 命をかけるが如くに輝く
夕焼け 夕明かり 美しいことのはが並ぶ 僅かな時の残照
けれど その勢いに 恐ろしさすら沸き 恐怖に身を揺すられる
夕焼けを眺め ものを思い ひととき我が身の世界に浸るその隙間
すら 追い込むほどの燃え立ちよう
夕明かり 僅かなその残照のひとときを センチメンタルに ロマ
ンに メランコリックに 人それぞれ思いにふける
その夕暮れ時 夕轟きとも言の葉は表す
夕轟き 恋しさは 黄昏時につのるもの 恋する気持ちが 夕暮れ
時に 心を騒がせることを言う と 物の本に書かれているが
まさに その通り 夕暮れ時は なんとも言えない表現しがたい
思いに 囚われる
が 今日の夕暮れは なんというのだろう その凄まじさに驚きの
声をあげるのみ 圧倒され 心埋め尽くされ 鳥も黒い影となって
ねぐらへ帰りゆく ああ〜僅かな時なれど 陽の光は どっしりと
重いものを残して 地平線の彼方に消えゆき 夜の帳が降ろされる
闇の世界が訪れる そして人は なにを想い 何考え 明日の命の
糧とするのか・・・・・希望の太陽は 丸い地球の裏側に消えて
再び 陽がともるまで 他国への旅に・・・・・
短い時間の天体ショー いろんな事が思い浮かび 今 抱えている
問題が 上手く解決することを そして全てのものに感謝と祈りが
心の中を過ぎっていく 
夜の天気予報を聞いて 今日は全国的に雨模様でした と 何処を
見て言うのか 雨は一滴も降らず 洗濯物はからからに乾き この
ような夕焼け雲が 生じたのに・・・ままになりませんね これは
余談ですが・・・

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