2012年11月14日水曜日

遙か国からのワイン


木枯らし一号かと思わせる冷た
い風が吹き巡っています
あちこちで初雪 初冠雪の知ら
せ いよいよ冬到来・・・?
旅から戻って10日 やっと
ワインが フランスの香りを
のせて 届きました
長い旅だったこと でも無事に
到着 やれやれ・・・・
ボルドーのサンテミリオンに旅の3日目
に訪れ その時に求めたワイン
8世紀にエミリオンが隠遁するために
移り住んだ場所 中世の街並みを残す
美しい町で 素晴らしい赤ワインを産す
る地として世界的に有名 世界遺産
残されている建造物の中をくまなく見て
回り 最後に塔の上にまで 息を弾ませ
細い回り階段を登り 田園地帯に広がる
中世の街並みを眺めて・・・・
かなり気温が低く 冷たい日でしたが
陽が燦燦と降り注ぎ 高い塔の上から眺
める景色 心癒され 洗われていく面も
ちでした
石の町 坂を上がったり下がったりは
体に応えましたが 教会の足下の広場は
カフェーというかレストランというか
お腹を空かせた私たちは 陽の当たる
テーブルで昼食を・・・・・
その広場前にあるワイン専門店
そこで求めました 若い青年が お店を
しているらしく 店内に入った時は 誰
もいなく 勝手に見て回っていると 
どこからともなく現れた店主 愉快な青
年でした その青年の丁寧な説明と人柄
にほだされて ついに決心 持って帰れないから送る為の書類を
書いている間 また消えて 今度現れた時は 片手に長いパンを
持って チーズやハムや野菜にトマトケケチャップがかかったパン 
それをかじりながらの商売
呑気ですね 前で食事していたみたいで・・・・私たちが別れを 
告げると もう前の広場のテーブルに座っていました
ワインの味は わかりません でも このお店 センスがいい
床の上に ワインが並べられ そのスタイル ボトルのスタイル
もいいですね 普通のボトルと違って 少し細く長く スマート
そのボトルを 床に直に並べているセンスは 見習うべきものが
あり 感心しました ここのお兄さんのセンスなのでしょうか
それとも親分みたいな人がいるのかな? 本職かな?
何処のお店でもそうなのかも知れませんが お店の構え 店内の
ディスプレー素敵です ワインが入っている箱が上手く並べてあり
箱のデザインも素敵 その木箱が欲しいなあ〜と思ったほど
矢張りフランスのセンスの良さなのでしょうか 気持ちがいい
美しい そしてまわりを歩けば 家々の窓の飾り方がいいですね
惚れ惚れとします 何気なく窓辺に しかも外側に置かれた鉢物
その鉢もいい 日本にはない素敵なデザイン 赤いゼラニュームが
窓のかかるレースのカーテンに映えて・・・・・
我が家も・・・と 心の中で 頭の中で 夢が広がりゆく
叶わぬ夢でしょうが・・・・・
一枚 一枚 写し取ってきた写真を眺めながら その時 その場の
雰囲気が甦って来ますが 眺めてああ〜 あそこのあれをと 思い
残すことが山ほど・・・・もっと でも限られた時間 いつまでも
同じ処にいるわけには参りませんから 仕方がないことでしょうが
でも 旅の日々が 彷彿として 幸せ感に 浸りきっています

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