2013年3月13日水曜日

やさしいヒナギク

暖かい とにかく暖かい
お昼頃から小雨が降りはじめた
ものの 雨で気温が下がって
冷え込むわけではなく暖かい
福岡市では 桜が開花したと
夕方のニュースで聞きました
早過ぎるのでは・・・・
3日程前 花屋の前を通った
時 やさしい やさしい色の
雛菊を見かけました
余りにもやさしいピンクで
つい心惹かれ 求めてきました
ヒナギクと言うよりはデージー
と呼んだ方が・・・・・
最近は どこの花屋さんでも
デージーとなっていますが
ヒナギクと呼んだ方が この花
の持つ雰囲気に ふさわしいよ
うな気がします
娘時代を通じて若い頃は 春に
花壇を彩って植える花は パンジーやデージーでした
結婚して自分で自由に出来る庭の片隅 そこに植える草花はもっぱら
デージーやパンジー 余り種類も多くない時代 大切に愛おしんで
育てていましたが いつのまにかデージーの姿が 花屋さんの店頭か
ら消えていったように思います
イングリッシュガーデンがはやり出した頃には 沢山の花が 今まで
知らなかった花が 並ぶようになりデージー・ヒナギクは見なくなり
花にも流行り廃りがあるようですから 流行らないのかなあ〜 と
感じていました
それが ここ2年ほど前から 見かけるようになって・・・・・
我が家でも庭をリーホームしてから もう10年以上になりますが
ヒナギクは 今年初めて しかも目についたのも・・・・・
ヒナギクと言えば 沢山のお話しを思い浮かべます
真っ先にアンデルセンの「ヒナギク」が・・・・
ヒナギクとヒバリの哀しい恋物語 
ヒナギクは お日様を体一杯に浴びて よい香りを運んでくる風を
吸い込んで うっとりとしてヒバリのさえずりに耳を傾けていました
でも ヒナギクはふと 思いました ヒバリはきっと あの美しい
鳴き声を 花壇の花達に聞かせようといるんだわ こんな芝生の片隅
で咲いている私にではなく ところが驚いたことに ヒバリは花壇の
薔薇やチューリップに目もくれず いきなりひなぎくのところに舞い
降りてきて 「なんて可愛い花なんだろう 君は」
ヒナギクは夢かと思いました ヒバリはひなぎくにキスをすると
また空に舞い上がっていきました・・・この続きは 哀しい話です
まだ他にもあります ヒナギクのマーティーンピピン等 など
デージーと呼ぶよりは ヒナギクと呼んだ方が愛らしくロマンチック
な感じがしますし いかにもお話しが 生まれそうです
最近 花屋さんに並ぶと言うことは 復活してきたのですね
春先にはなくてはならない 可愛い やさしい可憐な花だと思います
が・・・・・もうすぐ 否この月末は イースター 復活節です
ヒナギクも見後な復活振りかな? それとも 気が付かなかったのか
忘れていたのか 大きな園芸店に行けばあったのかも 町の小さな花
屋さんでは 姿が見えませんでした
このやさしいピンクに魅せられ植えて見ました
庭が 一度に華やかになり パンジーやスミレ プリムラやビオラ達
も喜んでいるのでは チューリップの咲く時まで仲間が増えたと・・
この優しさに 少しは癒されて 心の鬱憤も影を潜めてくれるかな?
都合ががよすぎるでしょうか でも確実に癒されています
ありがとう 

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