2013年3月5日火曜日

寒さに負けずオダマキが・・・

緩やかな気持ちのよい日
陽の差すなかで思いきり
手足を伸ばして大きく深呼吸を
したい心地の良さ
寒さで縮んだ体を 静かに伸ば
したい
先日花屋さんで求めたオダマキ
濃紫と薄紫の二色を・・・・・
苧環(オダマキ) 難しい字を
書きますね
なかなか読めません
辞書を引きましたがよく解りか
ねました
苧環とは 紡いだ麻糸を巻いて
中空の玉にしたもの と辞書に
書かれていますが それによく
似ていることからオダマキと名
がついたとか
本来なら4月中頃から5月下旬
頃までが旬の花 
花屋の店頭に並ぶ速さ
求めてきたけれど この寒さ
乗り越えられるかと心配でした
が 結構 丈夫でびくともせず立派です
ただこの寒さ 地植えするのだけは 暖かくなってからと鉢のまま
寒風に晒していました
オダマキの花を見たり 聞いたりすると ふと思い出される歌が・・
「しづやしづ しづ(賎)のをだまき繰り返し 昔を今に
       なすよしもがな」 静御前
静御前が義経を思い 恋い焦がれて詠んだ歌
と言われていますが いろんな説があるようです
オダマキも 花ではなく 糸繰り機になぞらえて詠んだとか・・・
ですから 別名 糸繰草 とも呼ばれているとか
よくは解りません
でも 花に寄せる思いは昔も今もかわらずでしょう
オダマキには他にも色があります
以前 我が家にあったのは赤味を帯びた色合いだった記憶がありま
すが 紫色が 一番ふさわしい色のような気がします
今日は春のような日 暖かくて まさに啓蟄の日にふさわしい日和
昆虫がもぞもぞと土から這い出てきたり 虫類や両生類が目を
覚ましたりする頃
「巣ごもりの虫 戸を開く」 日に日に春は近づきつつある様子
体で 心で 感覚で捉えられる わくわくしてきます

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