2013年4月18日木曜日

真紅のはなやぎ・・・・

この暑さ どうなっているの?
先日来よりは軽めの着衣 今頃
に相応しいファッションで・・
だけど暑い どうするの?
若い子や子ども達のように一気
に半袖をまとい 二の腕だす程
の勇気はない 老いの身には
いくら暑くても若者のまねは
出来ない
来月開く予定の作品展(近々
報告をします)のDMの葉書を
近所の方に配る為に町内を歩い
て廻りました
その時の暑さ 驚きました
暫く歩いていると 暑さのせい
でしょうか くらくらして・・
25度もあったそうです 
参ります 徐々に身体を慣らさ
ないと しんどさだけが身体に
纏い付き動くのも嫌になります
あしたは 一気に気温が下がり15度の
予想 体調を崩しやすい状況 気をつけ
ないといけませんね
陽が強くさす中 町内を歩いていた時
ハッとする赤い色の花に目が 釘付けに
ええっ〜 これなに?と急いで近寄って
見ました 急がなくとも逃げはしないの
に 自らの行動に苦笑いしながら近寄り
確かめました
ある家の垣根から 飛び出すように咲い
ている花 自らの存在を強烈にアピール
している
よくよく見ると牡丹です 早いですね 普通はもう少し
遅い時期に咲くと思います 以前 山陽電車沿線にある
薬師寺へ牡丹の花を見に行きました 丁度 ゴールデン
ウイークの時で5月になってからでした
その時期が 見頃とか・・・・・今年は 花の咲き方が
狂っているようですが もうらんらんに開いています
強烈な赤 真紅の色というのでしょうか 珍しいですね このように
強烈な色は初めておめにかかります
誰も歩いていない住宅街の昼下がり ぶらぶら歩きながら 知ってい
る方の家を目指していると 目に飛び込んで びっくりしました
直ぐに牡丹と解りましたが もし間違っていたらと帰宅後 調べてみ
れば 間違いなく牡丹でした 牡丹は シャクヤクと違って 木にな
るので そう思いましたが シャクヤクは 冬には地上から消えて 
根だけが残り 春に芽吹きます ここのはしっかりと木になっている
牡丹は 日本に奈良時代に渡来 弘法大師が持ち帰ったという説も
あるそうです
原産は中国 中国の国花 新年を祝う花 中国の上流階級では珍重さ
れている
花言葉 王者の風格 風格あるがままに
シャクヤクとよく似ていますね 
牡丹なのかシャクヤクなのか迷いました 葉の形状も 花の咲き方も
似ています 本などの写真で確かめました その時 牡丹の花の処に
こんな歌が載せられていましたし また菅原道真は法華寺の白牡丹を
詩っている 「蜻蛉日記」にも記述されているとか
「牡丹散って うちかさなりぬ 二三片」与謝野蕪村
「牡丹花は 咲き定まりて 静かなり
        花の占めたる 位置のたしかさ」 木下利玄
大きな花をいっぱいつけて 見事な咲きよう
熱いほどの陽差しの中では よく似合っていたように感じました
桜の季節に この花が でんと居座るように咲いていたら違和感を
感じたかも 初夏の花ですね 初夏の色合いです
この牡丹の花 島根県の県花だそうです 島根には素敵な牡丹園が
あるのでしょうか
誰がこのように咲きなさいと決めたのか 花々を眺めていると
その時々に 似合った花が 咲くのですね
暑い時 涼しくなりかけた時 寒い時 冷たい時 希望に燃え立つ
時 全て それらの季節に相応しい花が 咲きます
咲いているから 季節と重ね合わせてそう思うのか
それともその時に ふさわしい花をもたらすように神の配慮なのか
自然のなせるわざ でも時々狂いますね 自然も怒る時があるのか
も 人間の傲慢さに 腹を立てて・・自然と仲良く暮らしたいもの
ハッと目覚めた花 牡丹を眺めて 心は少なからず華やぎました

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