2013年5月7日火曜日

天空を眺めて














朝から快晴 気持ちがよい
爽やか まさに五月晴れ 雲の流れも初夏の風をはらみ
川べりでは幾多の鯉のぼりが 爽快に舞っている
久しぶりに見る羊雲 沢山浮かんで 一匹二匹と数えたくなる
数え始めると・・・おや〜 瞼が重くなってくる
そう 夜じゃないんだ 眠れないから羊を数えるのと違うんだ
まだお昼前の 気持ちのよい時だよ 眠くなるなんて
でも でも つい数えたくなったよ
こんな雲を見ると何時も思い出す ここにも何回も記しているはず
多感な乙女の時代 春休みに 縁側の縁に腰掛け足をぶらぶらさせな
がら 空を眺めて思いにふけった いつもこんな雲が浮かんでいた
ような気がする
青い空を眺め 少しばかりの冷気を含んだ風を胸一杯に吸い込み
なにを想ったのだろう 夢を見て暮らしていたのだろう 
叶わぬ夢を・・・・・
たまたま 陽が落ちて夕闇に包まれようとする頃 朝と同じ場所に
やはり 雲は浮いていた 朝と異なって どっしりと落ち着いて
あたしは最早 動きません ここがいいんです 気に入ってます
と 風に煽られながらも横たわる雲 薄いピンクの色を滲ませて
この色合いが またたまらなく好き グレイとピンクの取り合わせ
いいハーモニー 絵の具では出せないほどよい調合が効いて・・・・
でも やがてあたりは闇に包まれる 暗黒の闇に そなたの衣装も
黒色に・・・・・今宵は月も闇に近い二十八夜 
月の光で白く染まることはないだろう
そう 美しいまま ピンクの柔らかい衣をまとったまま いずこにか
消えゆきたほうが・・・・・
久し振りに雲を眺めて少しは心のゆとりが出来たのか
風邪引きさんが少しずつ消えてゆきそうだからか・・・・・・
でも 空はいい 何時 眺めても飽きの来ない空
果てしない宇宙に繋がる空
さあ〜 今宵は なんの夢を見て宇宙を彷徨いましょうか
昔のある日のことか それとも未来の・・・・否 今現在の現実か・
明るく 楽しい夢でも見て 彷徨うとするか・・・・・

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