2013年9月12日木曜日

貴婦人と一角獣を観て・・・・

暑い 陽ざしのきついこと
懐かしい人に(?)逢える
何年振りなのか 否数十年振り
わくわく こころ弾んで・・・
まるで恋人に逢いに行くかの
ように・・・・・
お久しぶりと走りだしたい心で
国立美術館へ・・・・・
バスを降り立っても暑さも気に
かからぬほどに・・気はせいて
「貴婦人と一角獣」展へ
貴婦人と一角獣をそれぞれに
五感(触覚 味覚 嗅覚 聴覚
視覚)を表した5点の作品と
「我が唯一の望み」との
計6点の作品
1500年頃のタピスリー
紅い色が格別に美しい
あの時と変わらぬ美しさ
懐かしい
今から数十年前にパリへ
その時 ローマ植民地時代の公衆浴場跡に建てられている
クリュニー美術館へ行き そこで出会った「貴婦人と一角獣」
薄暗い円形の部屋のまわりにぐるりと6点の作品が展示されて
どの方向からも全作品見る事が出来 しかも部屋の中心に長いすが
置かれそこに座っての鑑賞
ゆっくりと観ることができ  しばし 時の経つのも忘れて・・・
あの時の感動 すばらしさ 全てに魅了されて心 打ち震え 未だ
はっきりと記憶に留まっている
いつか再び観たい 逢いたい と言う願いを心の奥に持ち続けて・
再びパリへ友人二人で出掛けた時は 観に行く予定が 体調不良で
行く事が叶わず ホテルで一人悶々としていただけに 日本への
到来に喜び 勇んで・・・・・
すごい 構図といい 色彩といい 技術 全て・・・・・にすごい
日本では無理でしょうが もっとゆっくり観たかった
フランスでは ほとんど人がいなくて 本当にゆっくり観られ
独占状態でしたから まるで貸し切りで鑑賞でしたから・・・・・
常設しているのですから・・・・・さすが芸術の都
再会が叶い 美味しいランチもいただき 暑さに負けもせず
気持ち安らいで 家路に・・・・・
こんな素敵な 贅沢な日をいただいて 唯々 感謝あるのみ

0 件のコメント:

コメントを投稿