2014年9月17日水曜日

秋に〜萩が・・・・・




今日もよいお天気に恵まれて 一日がアッという間に過ぎゆき 心の
中に焦りというやっかいなものが渦巻いて ぐずぐずしてる間に夕闇
が・・・・・
情けないと思いつつも どうにもならぬ体
老いの現象なのか 夏の疲れが押し寄せて来ているのか
昨日から発熱 喉の痛みもなく 鼻水もなく 食欲はあり だが熱が
そのため 気力喪失 針が持てない 仕方がないので 気が向くと
庭を眺めつつ ソファーに鎮座して 編み針を・・・・・
針は針でも 棒針でなく 縫い針を持たないと 大変なことになる
解っていてもどうにもならぬ といって布団に入って休む気にもなら
ない 困ったものです
庭を眺めていると 目の端に白い花がちらちらと揺れて 咲き始めま
したよとの声が聞こえてくる
秋です 秋 萩の花が咲き始めました
我が家の萩は 白萩 ピンクの萩もいいけれど 白い花が好き だか
ら 白い萩を 今から4年前に 花屋の店頭で見つけて・・・・・
可憐な花で 清楚な花なのに とてもお行儀が悪く 始末に困ります
シーズンが終わると 冬にばっさりと根元近くから 切り落とします
春になると 勢いよくぐんぐん芽吹いて伸びてゆきます
昨年までは適当な高さで収まっていたのに 今年は 伸びにのびて
枝の先には手が届きません  2メートルぐらい伸びたでしょうか
ですから あまり花盛りが楽しめません 全部 枝先に花が咲きます
から 大変でした 雨風の時は ですからすぐ隣のオリーブの木に
束ねてくくりつけましたが オリーブの木はどこにと言うほど 勢力
を拡大させて・・・・・背が高すぎるからと行って切れば 花は見ら
れませんものね
落ちこぼれの枝が 地面に頭をつけるようにして咲いています
困ったものです
写真を撮るにもとれず 見上げても花が・・・・・
2階のベランダから撮影する始末です
この萩のことは毎年 今頃ここに書き綴っています
成長盛りの萩さんとせめぎ合いながら 共に暮らしていきます
捨て去るには偲びがたいし いい花ですもの
夕方の風に揺れている姿を見ると ああ〜秋だ まさに実感します
 
 秋風は涼しくなりぬ 馬並(な)めて
     いざ野に行かな 萩の花見に   万葉集 作者不詳

 白露をこぼさぬ萩のうねりかな       松尾芭蕉

萩の花は 万葉集に数多く詠まれています

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