2015年4月19日日曜日

花の館へ〜アネモネ〜



あちらでもこちらでも 家々の垣根越しの花水木が 色を見せ始め
赤や白の花びらが 目にも鮮やかに 道行く人に微笑みを送っている
我が家の小さなガーデン 色とりどりと賑やかですが その中でも
白い花が ひときわ目立ち 際立っている
その白い花の一つにアネモネが 2〜3日前から咲き始め 心踊り
ああ〜よく咲いてくれたと感謝の面持ちで眺めています
アネモネの球根は小さくて 植え込むのが大変と言うよりは 球根を
見ただけではどちらが上なのか それとも下なのか検討もつかず
いつも 適当に土の中に埋め込んでいる その作業が 大変と思い
昨年は 鉢に植え 花が終わった後も大事に扱い アネモネと名札を
つけ 庭の片隅に置いておきました 水やりは忘れずにそのお陰か
芽が吹きこのように花を咲かせたのです
アネモネは大好きな花の一つ いじらしいほど可愛い花です
なんとも言えない魅力を感じ惹きつけられます
以前にも書いたと思いますが アネモネと言えば 必ず思い浮かぶ
のが 「トンカチと花将軍」(舟崎克彦・靖子著 福音館)の本です
息子達が幼かったとき 共に楽しんだ本で 何回も読んでやり 又
彼ら自身でも読みふけったほど面白いお話しです
犬のサヨナラを追って森の奥へ行った少年・トンカチはアネモネ館に
住む将軍とシャム猫のヨジゲンとあらいぐまのトマトなど奇妙な連中
に出会い みんなでサヨナラを探しながら いろんな事件に遭遇して
いくお話です
大人が読んでも子どもが読んでも 楽しく 面白いファンタジーです
そんな事もあってアネモネに興味を持ち その上 大好きな花
ならば いつか作品にしたいと心にとめて 何点か創りましたが・・
その中の一点は 子どもとの共通の想い出が甦り トンカチの話しを
イメージして 制作しました

「花の館へ」

アネモネは ギリシャ語の anemos  風の花と呼ばれています
風に揺らぐ姿は 心揺さぶられます とても優雅 しなやか
その美しさに惚れ惚れとします
わずかな風にも揺らぐ姿は まさに風の花
風によくあう花です

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