2015年8月31日月曜日

懐かしいオシロイバナ



この花 女性ならば 見覚えがある方が多いのでは と思います
子どもの頃 この花を採っては オママゴトをした記憶があるのでは
オシロイバナ Mirabilis  jalapa(ミラビリス ヤラッパ)
ミラビリスは ラテン語で 不思議な 素敵なが語源 ラッパ型の花
花弁はなく 花弁に見えるのは萼で 基部は緑色でふくらんでいる
花の後 黒い実が熟す その実である種子をつぶすと 白粉(オシ
ロイ)の様な粉が出てくる
名付け親は 江戸時代の植物学者 貝原益軒は 黒い種はお寺の鐘
の形 白い粉は蕎麦の実の粉に似ている と・・・・
昔は と言うか オママゴトで遊んだ頃や若い時には どこでも
見かけましたが 最近はまり見なくなりました
花の世界にも 流行り廃りがあるのでしょうか
このオシロイバナ 種子が飛んだものと思われます
我が家と隣の家との堺に お隣のご主人が オシロイバナを植えられ
毎年 見事に咲き フェンスから我が家にも顔をだすほどでした
そのうち 我が家の敷地へ侵入 2〜3年は 毎年 芽が出て咲いて
いましたが そのうちお隣のご主人が 病にかかり 暫くは療養され
ていたが 残念にも天国へ旅立たれ 花もいつのまにか消え 我が家
の花も後を追うように消えて咲かなくなりました
それがいつのまにか 表通りの街路樹の植え込みの中から花が咲き
初めて 驚きました
玄関脇に植えてあったので 表まで種が飛んだのでしょうか
それとも地下茎でアスファルトの下を潜って 芽が出たのでしょうか
なんでもこの花の地下茎は お芋のようだとか 伸びてのびて・・・
お隣の奥様は 一人暮らしになられて この花を見てなにか
思われるのでしょうか
気が付かれないのか お隣と我が家の境界線上に咲いています
やや幾分お隣寄りに・・・・・
でもすごいですよね いのちの強さ 恐ろしいほどです
丈夫な花なのでしょう 植え込みの中からの顔出しての姿
秋が深まって 街路樹の剪定に市の職員が来れば 多分 抜き去るか
切られると思います
でも 地下茎がしっかりしているのでしょう
ここ何年かは 毎年 咲いていますから・・・・・
花も 命あるもの それなりに懸命に生き 子孫繁栄のため懸命に
生きていることでしょう
そう思うと 命は大切 尊ぶべきものですね
オシロイバナを見て 子どもの頃の情景を懐かしく思いだし また
お隣のご主人のことも忍ばれます

子ども頃はママゴトに使う以外に パラシュートのようにして
飛ばして遊びました
パラシュートの作り方
根元の緑の部分から花をひとつ採る その根元の緑の部分を開くと
丸い部分がみえる この丸い部分を指でポキッと折り 下に引っ張
るとひも(めしべ)が出てくる 丸いブ部はつけたまま
これで落下傘の出来上がり
高いところから風に乗せて飛ばして遊ぶ

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