2015年10月29日木曜日

スケッチ展を観る


暖かいのですか 寒いのですか と言いたいお天気
風が強く さすが冷たいですね 今日もお天気良好 気持ちよし

昨日 外出したついでに と言っては失礼ですが 阪急百貨店の
美術画廊で 「川端紘一 スケッチ展」を観てきました
初日とのことで沢山の人が観に来られ お昼過ぎ間もないのに作品が
すでにかなり赤丸が貼られ 人気の高さを思わせました
黒と白の世界 そこに絵によってほんの少し色をのせている
独特の画風 黒はごく普通の墨汁 画材屋さんで売られている墨汁で
描き 白い部分は白を塗るのではなく 紙の色を生かして塗り残し
ながら 物体を表現されている
この方のスケッチが好き 絵の持つ独特の雰囲気も好きで 随分前に
1点求めています それからのお付き合いで 毎年 観に出掛けて
います
目の前に在るものをその場の雰囲気に合わせて描かれ そこに描か
れる方の思いがあるような気がします
その思いがこちらがくみ取る思いと作者の思いとは異なるかもしれ
ませんがそれでもいいと思うから 楽しみ 心ほだされて見入って
います
いろんなものを題材とされて しかも何でもない普通にそこらに
見かけるものを描いている そのとらえ方に興味を感じ惹かれます
真っ白な紙の中心に 1本の杭が立っているだけ タイトルは雪柱
一面雪原の中に立つ杭というか柱なのか それだっけなのに
心うつものがある 雪の中に まさに雪が降り積もっている
ここまで雪が積もっているという感じがよく出ていて白さの中に
薄墨色の柱が立つ さすがと・・・・・
どの絵もスケッチの線というかライン 物の形を表すその線が美しい
繊細 感心して・・・・・
2冊目のスッケチ集をいただいて帰りました
1も持っていますので 時々眺めています
落ちついたこころ和む絵は 見ていていいものですね

0 件のコメント:

コメントを投稿