2015年11月20日金曜日

小さき旅〜琵琶湖湖畔へ





爽やかな秋晴れ 紅葉の美しい時期
朝から 琵琶湖沿いにある草津市の佐川美術館へ
催しのメインは「古田織部展」
常設展が「平山郁夫展〜平和への祈り」「佐藤忠良展〜となりびと」
「楽吉左衛門展〜アフリカンドリーム」
織部をみるために出かけたわけでもなく 足の悪い老夫婦と今まで
ご一緒にグループ活動として あちこちと出かけていたが ご主人の
足が悪くなり 歩くのが不都合になったため 参加出来ず お気の毒
と思った仲間の一人が 車をだすからどこかへ お連れしようと・・
その案に誘われ お役に立つならと・・・・・
さてどこがいいのか お寺巡りは出来ない と考えたのが 気持ちの
落ち着くところとして滋賀を提案 まずは佐川美術館へ 企画ものは
ともかく 美術館自体の建物が素晴らしい 常設されている3人の
作品を展示 日本画 彫刻 陶芸と3つの柱を携えるたぐいまれなる
美術館であると同時に 水庭に浮かぶように佇む建物は 和の印象を
重視した切妻造の平屋 自然環境にすごくマッチして 観る価値が
あると思ったので 是非このチャンスにと・・・・
車椅子も借りられるしゆっくり過ごせるのではと・・・・・
館内のカフェでランチを・・独創的で斬新な美を創出した古田織部に
ちなみ洋食器に 炊き込みご飯 惣菜 デザートを盛りつけたワンプ
レーのランチを 前日から予約 
秋をたっぷり盛りつけられて 美味しく 水庭を 遠くの山々を


樹木々の色合いを眺めながらのランチ・・・・
ゆっくり休息をとり その後 常設館へ
織部の焼き物のも面白く 茶碗に施されたが図案 そして形など
面白く見応えがありましたが 常設館の平山郁夫の日本画と佐藤忠良
の作品は心ひかれました
楽𠮷の作品は地下2階へ 自然の太陽光を取り入れ床は木 独特の
展示で ゆったりとしたスペースに並んだ作品は 落ち着いて観る
ことが出来ました
この美術館に 4時間も・・・・驚きました 疲れることもなく
ゆっくりと楽しめました
そしてそこから次なる目的地へ・・・・水生植物園へ
琵琶湖湖畔沿いにある 植物園は また明日にでも・・・・・
小さな旅なのに すごい旅でした
老夫妻もすごく喜んでくださり プランを立てた手前 疲れは・・と
心配しましたが こんな幸せはないと喜んでくださり こちらも
喜びが倍増し 素敵な一日でした
作品展まで5日しかない中 大丈夫かと心配は心の内にあり 不安は
胸をよぎりました
最初の計画は10月のある日 その日はまたその頃は 美術館が展示
入れ替えのため休館 そして話し合った結果 今日がOKとなり
しかしこうして出かけて よかったと なんだかストレスが発散でき
かえって心穏やかになった気がします
こんな日も必要なんだと 自然の中に身を置き 良きものを見つめて
心の糧として全て解きほぐされた感じがいたします
家に帰って お茶を一杯飲むとすぐに自らの仕事をこなし 夕食も
きちんと 店屋物ではなく 全て手づくりで 美味しく出来て・・・
これまた満足のひと時・・・・
この恵み 心から感謝します ありがとう
碧い空 美しい雲がぽっかり浮かんで その雲上から 神様は見詰め
恵みを降りそそいでくださったのでしょう ありがとう 感謝

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