2016年1月29日金曜日

ジョルジュ・モランディ展へ



朝 起きてみれば 空は雨雲に覆われて 雫が垂れ下がっている
嫌なお天気 出かけるのに 晴れてくれないかなと 望みを持てど
儚い望み
天候の回復など 望めるはずもなく その雨の中 美術館へ

兵庫県立美術館へ ジョルジュ・モランディ〜終わりなき変奏〜展へ

名前をよく知らない ポスターを見て またチラシに書かれた言葉に
〜なぜふつうの壜に こんなにも心が震えるのだろう〜
心ひかれ 見てみたいと興味を持ち 友人と約束
だが生憎の天候 雨が降る 冷たい雨が・・・・観に行くだけの
魅力が・・・・・天秤に掛けかけました
だが 約束したことだし 心惹かれたものは 確かめなくては・と
帰り着いた今は どんな雨が降ろうとも槍が降ろうともいくべしだし
出かけてよかったと 充実感で 満杯
何でもない壺 壜 器 缶 が描かれている
淡々と描いているように見える 同じテーマをあくことなく繰り返し
繰り返し 視点を変え 構図を替え 色彩に変化をつけ だがなんと
奥の深いこと まさにそこには心震える何かがある
エッチングの繊細さ 色彩の見事さ 奥深さ 驚きでもって鑑賞し
どれもこれも気に入りました
決してできない儚い望みですが 飾れるものなら我が家の 自分の
部屋の壁に・・・と思うほど 最後に展示してあった 花の絵は
作家が心を込めて 花の詩情もくみ取って描いた 決して売らないで
誰かに差し上げていた 心を込めて・・・・・
どの花の絵も心和みました ふと 側にあればと思わせて 心が
染みこんできました
絵のことはよく解りません  名前も知らなかった
だけど一度でフアンになりました
同じモチーフ 同じ舞台 同じような色調 まさに終わりなきですが
それなのに惹きつけられる なんだ 又同じか と言う思いは ひと
かけらも生まれない そこがすごいですね
もうこの世には存在しない画家 イタリアのボローニャで生まれ育ち
日本では三度目 17年ぶりの個展だそうで 以前の事は 全然 
知りませんでした あまり話題にならなかったのでしょうか
何はともあれよい展覧会で満足 雨降りなどなんのそのでした
2月14日まで 開催されてます 
是非 ご覧になることをお薦めします
雨が降っていやな天気を打ち消すだけのよき日でした
感謝しています この恵みに預かれたことを・・・・・

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