2016年4月5日火曜日

花見に・・・・







暑くもなく寒くもなくほどよい天候に恵まれて花見に・・・・・
兵庫県立明石公園まで 足を伸ばして・・・・・
満開のさくら さくらに 花の精が あちこちで姿を見せ 圧倒され
るのではとおもんばかるが・・・
池の水面を走る風は 冷たさを含んで サクラの酔いを拭い去って
くれる

随分前から今日という日を 予定していただけに 天候もさること
ながら 花の咲きかげんも気になっていたが なんと心がけの良さ
なにもかもぴったりで 恐ろしいほど
花の精が呼んでくれたのでしょう 
足の不自由な方にサクラを 見てもらいましょう と老夫妻を伴って
花見と・・・・・雨でも降ろうならば 延期するしかない と言って
サクラは 待ってはくれない
車椅子を使われるので なかなか花見の名所には 行かれない
勿論 この公園も有名ですが この公園の良さは 車椅子が借りられ
広いだけあってゆったりとしていて かなりの人出でしたが 人間が
邪魔になることもなく よき花見が出来ました
お二人とも 長生きしてよかった と涙ぐまれるほど
楽しかった よかった と・・・・・
そう その楽しみを糧に また来年も 見に来ましょう
生きていられるかな と心配顔 いいえ生きるのです 先に希望が
あるのですから それを楽しみにして 秋にも何処かへ・・・・・
もうあと僅かの年数で90歳を迎えられる
そんな話をしていると こちらの方が 来年の桜が観られるのかな
と不安がよぎります
年ごとに 来たる年のさくらを 見ることが出来るかな
日本人の桜に寄せる思いは格別 
若い人はさくらを観て 宴を開いて ああ〜楽しかった 愉快だった
だが 老人は 年を追うごとに 次の年は 来年は と思いを馳せ
今年が見納めかな・・と 多分 このご夫妻も そう思われたのかも
年を経て 同じ桜を見ても思いが違ってくるのですね
こんなに一つの花に思いを寄せる 
日本人の持つ独特の情緒性なのでしょうか
疲れましたが楽しい 一日でした
 

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