2016年9月16日金曜日

小林かいちの作品展


東京での出会い

吉祥寺の駅前でふと目に入った美術館の案内 東急百貨店の前の
路上に立っていました
『武蔵野市立吉祥寺美術館」50m先 
その標識の矢印に従って覗いてみました
唯 建物の案内だけで 何を展示しているのか全く解らないまま
あるビルの7Fへ
「小林かいちの世界〜まぼろしの京都アール・デコ」展を開催中
折角7回まで上がってきたことだしと観てきました
大正・昭和初期に活躍した謎のデザイナーの作品を展示
絵はがき 封筒 などの抒情的な絵 懐かしいものでした
過激で エレガント 何処かで 若き日に観た記憶が 彷彿と

甦って来ました
作品の多くは 京都・新京極の土産物店「さくら井屋」が版行 
木版刷りで販売 
珍しい展示に出会え ちょっと嬉しい気分でした
ふらりと歩いた街の中で ふと目にした作品に心うたれ 
いいものを観てきたと 喜びが体の中を駆け抜けてゆきました
幻の画家と言われ 多くの作品を残している 
抒情的で 繊細 哀愁 それでいて優しさもあって なんとなく
若き日が思いだされ懐かしさにひたりました
 

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