2016年9月28日水曜日

ツバキ文具店を・・・・



朝から時々雨が降ったり 晴れてお日様が輝いたり 体がど〜んと
重くなる天候
長崎や上五島では大雨 土砂災害の危険も・・・・・
何という天候なのでしょう 地球がおかしくなっています
もう元に戻れないのでしょうか

久し振りに 爽やかな気持ちの良い本を読みました
「ツバキ文具店」 小川糸 幻冬舎
読後感が凄くよく なんだか納得出来て うんうんとうなずきながら
本を閉じると 心に充実感が広がってゆきました
鎌倉を舞台に 代書屋の四季を通じた日々の暮らしの物語
一人の女性が営む文具屋であり代書屋 店を先代から受け継ぎ
その中で 生活を大切に守り ほどよい距離の他人との交わり 息
遣い 自然との関わり その生き方 心が軽くなり こうして人間は
生きてゆく
交わりを持つ 生活の中で出てくる物に対するディティールは 或る
意味考えさせられもし 鎌倉に実在するお店 名所も 物語に登場
して 楽しめ魅力的でもあった
代書屋 そんな職業があるのは知ってはいましたが 唯 代筆的な
ことをするのかと思っていたが そこには細やかな思いが込められ
ていて・・・・
とにかく読み応えあり 美しい文章優しい心遣い 素敵な本でした
この作者(小川糸)をよく知りませんでした 
初めてて読みましたが 別の本も読んでみたいという 思いに
駆られています
お薦めの本です
 

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