2018年4月14日土曜日

記憶が消えて・・・



お昼少し前 買い物に出かけたそのとあるお店で そこの客人の一人
女性から突然に声をかけられた 
ええっ〜 この人知らない人 だれ? こちらの名前を口にして
確かめる そうですと 名は間違っていない だがだれだろう
相手も自分の名前を名乗る それでも??? 
今から40数年前 お話しの会を地区会館ではじめた 
子どもの通う小学校で しかも子どものクラスで授業が終わった後
教室で お話しの会として読み聞かせを開いていた
その学年だけではなく もっと幼い子も学年の上の子にも 輪を
広げたいと 学校のすぐ傍に地区会館ができたので そこへ場所を
移すことにして
広く地域の子ども達のために 会館側と話し合い 場所を確保して
はじめた はじめた当初は 子どもは大勢集まってくるが 世話を
する大人の協力がなく4〜5人で てんやわんやの目の回る忙しさ
だと記憶している しかしそのうちぼつぼつと協力者が現れて
軌道に上手く乗り始め こちらはその親御さん達に後を託して
手をひくことにした 時折 手伝っていたが・・・
こちらは我が家で開いている文庫に力を注ぐことに・・・・
その時 バトンタッチしたお母さんのおひとりから 声を・・・
驚きました 今も続けていますと そのエネルギーには感服
だが 残念ながら その方の存在が 全然 記憶になく
名前も覚えていない なんと言うことでしょう
燃えたぎって情熱を振りそそいだのに 記憶は彼方に飛んでいる
情けない 悲しい 悔しい 
若かった 町の中を 走り回って頑張っていた 燃えつきて
倒れるのではと思われるほど だけど 託した方が今も続けて
いるというのに その方の記憶がない 名前もお顔をも・・・
なんとなく過ごした月日が 忘却の彼方なら 納得いくが
あれほど情熱を注ぎ 頑張り 充実していたのに ・・・
悲しい 記憶とは 記憶力ってこんなものなのか
愕然としました

ご近所のアザレヤ 見事です 鉢いっぱいに重なり合って
咲いています
もうこれ以上は無理というほど咲いています
あの当時 私の頭もこんな状態だったのかな
だから抜け落ちていったのかな

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